薬剤師

薬の限界と可能性

まず、最近かまびすしい、メタボリックシンドロームを例にとってみましょう。高脂血症、高血圧、糖尿、内臓肥満。一昔前は、サイレントキラー、死の四重奏と呼ばれていたものです。これらには、抗高脂血症薬、降圧薬、 糖尿病治療薬が処方されます。ですが、それだけで、 治療が上手くいくわけではありません。

よく知られているように、投薬と食事、運動、生活習慣などとの併用になります。いくら、薬を真面目に飲んでいても、高カロリー・運動不足では、治療効果は上がりません。

ですが、普通に生活していて、食事、運動を管理するのは大変なもの。サラリーマンですと朝はギリギリで食べられない。昼は外食、夜はお付き合い。土日は疲れて寝るばかり。どこに管理する隙間があるのだろう?と思いませんか?そりゃ、朝は朝食をバランスを考えて摂り、お弁当、外食厳禁、ひと駅分歩くとかできれば理想的ですがなかなかそうはいきません。

病気は社会全体を映す鏡です。だから、薬だけ与えても焼け石に水な部分も否定できません。ただ、その薬が処方されることで救われる人がたくさんいることも事実です。

社会の変化によって、必要とされる薬は変わってきました。そしてこれからも変わり続けるでしょう。そんな社会の変化に対応した薬を開発するもよし、身近な現場で薬の専門家として活躍するもよし、薬剤師にとって今まで以上にいろいろな活躍の場がますます拡がっていくのだろうと思います。

楽な仕事ではないですし、職場によっては辛いことも多いでしょう。それでもやっぱり薬剤師になりたい、そう思う人にこそ、薬剤師を目指して欲しいと心から願います。

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