薬剤師

MRへの就職活動

本記事は元薬剤師で現在MRとして活躍されている方による寄稿です。

私がMRへの転職を決意してから最初に行ったことは、転職コンサルティング会社への登録でした。私は2社登録し、対応や情報量でどちらにお願いするかを決めました。同じ会社でも担当者によっても対応はずいぶん異なります。提供された案件にはあまり違いがありませんでしたが、同じ案件でも見方が担当者によって異なるようでした。

例を挙げてお話しします。MRの中途採用の応募基準は多くの場合『営業経験3年以上』という縛りがついていました。私は当時営業経験はなし、それどころか社会人経験すら3年未満でした。ある転職コンサルティング会社の担当者は、営業経験や社会人経験を問わない応募基準の案件を紹介してくれましたが、別の転職コンサルティング会社の担当者は営業経験を応募基準とする案件を紹介し、「薬剤師免許を持っているのであれば書類審査は通ることもある」と教えてくれました。事実、私はその会社の書類審査を通過し、面接の後、合格したのです。

私が応募した採用試験は書類審査で約400人の応募があり、書類審査を通過し、面接へと辿り着いたのは約40人でした。私は実際の所、履歴書に主張できるような項目は特にありませんでした。学生時代に目立った部活動やアルバイトをしていたわけではありませんし、TOEICは受験経験なし、英検は3級です。その中で書類審査を通過することができた理由を推測で挙げるなら、第一に薬剤師免許を所持していること、もう一つには、志望動機に薬学的知識や薬局薬剤師を経験したからこそ持ち得たMRという職種への希望を連ねることができたことかもしれません。

面接は、個人面接でした。面接を待つ間、何人かの受験者とお話しさせていただいたところ、当然のごとくほとんどの方が営業経験をお持ちでした。他職種の営業や、もちろんMR経験者もいました。後で聞いた話ですが、私の他に薬剤師免許所持者は1人だけいたようですが、残念ながら不合格だったようです。薬剤師は就職活動の際、かなりの売り手市場ですから、本気の面接対策などしたことがない方がほとんどかと思います。私もそうでした。

面接対策はネットや本で勉強するしか術がなく、家族に練習相手になってもらっての本番でした。正直なところ、全く自信がありませんでした。出来ることだけでも全力でしよう!と臨んだ面接で私が心がけたことは、『質問には即答すること』『明るく元気に話すこと』『(履歴書同様)薬剤師観点の志望動機を話すこと』『挨拶を元気よくすること』など、基本的なことばかりでしたが、これらのことだけは守り通すことができたと思います。

約40人の中、6人に選ばれた決め手は今でもわかりませんが…私はめでたく念願のMRとなることができたのです。

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