薬剤師

カ行の薬剤師用語

カ行の用語一覧

介護支援専門員
改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
化学療法
加算
学校薬剤師
仮面高血圧(逆白衣高血圧)
寛解
鑑査
緩和ケア(緩和医療)
既往歴
疑義照会
危険因子(リスクファクター)
器質的変化
希少疾病用医薬品(オーファン・ドラッグ)
基準薬局
機能的変化
急性期
狭窄
禁忌
緊急安全性情報(イエローレター)
グリセミックインデックス
クリニカルパス
グリニド系薬剤
クリプトスポリジウム
クロスオーバー比較試験
経管栄養
憩室
血管新生療法
血清シスタチンC
血中濃度-時間曲線下面積
原因療法
限局性
原発性
構音障害
高額療養費
合剤(配合剤)
抗体医薬
後天性
後発医薬品(後発品)
国際疾病分類
コホート研究(cohort study)
コ・メディカル(コメディカル)
混合診療
混注
コンプライアンス

介護支援専門員

通称ケアマネジャー(ケアマネージャー)、略称ケアマネと呼ばれます。介護支援専門員は、居宅介護支援事務所、介護予防支援事務所、各介護老人福祉施設等に所属し、介護保険法において要支援、要介護認定を受けた人に対して、アセスメントに基づいたケアプランを作成し、ケアマネージメントを行います。

改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

幅広く使用されている認知症の評価スケールで、被験者への口頭による質問により、短期記憶や見当識、記銘力などを点数化して評価します。合計点数30点満点中20点以下が「痴呆症疑い」と判定されます。

化学療法

化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。手術前に化学療法を行って腫瘍のサイズを小さくすることで、切除する範囲を小さくすることができます。

加算

新薬の薬価を決める際に、その新薬を「画期性」、「市場性」、「小児」の4つの点について評価し、既存の医薬品の薬価をベースに、必要に応じて補正加算が行われます。

学校薬剤師

学校保健安全法の定めるところにより、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校など、大学を除く国立、公立、私立の学校のすべてに学校において、学校設置者より、薬剤師の資格を有する者の中から学校薬剤師が任命あるいは委嘱されます。学校薬剤師は主に、水質、照度、空気の検査、学校の施設、設備の衛生管理などを行います。

仮面高血圧(逆白衣高血圧)

病院の診察室で測定すると、血圧が普段の血圧より低くなる病態のことです。発見が難しく、治療が遅れがちです。仮面高血圧の原因として、ヘビースモーカーの方が病院では喫煙できないため、平常より血圧が低めに出る、会社でストレスが多い方が病院の待ち時間にリラックスし、血圧が低めに出る、などの理由が考えられます。

寛解

病気の症状が一時的または継続的に好転する、またはほぼ消失した状態のことで、がん、白血病など再発の危険性がある病気に対して使われる言葉です。このまま完全に治る可能性もあるが、再発の可能性もあります。

鑑査

処方鑑査のことで、薬剤師が調剤、薬剤の提供を行う際、医師の処方した処方箋をチェックし、その処方が適切なものであるか確認することをいいます。

緩和ケア(緩和医療)

終末期にある患者が安らかに最期を迎えられるようになされるケアのことで、例えば、がんの痛みを取り除く、精神的な苦痛を軽減するなど、患者のQOL(生活の質)を向上させるようなケアのことです。医師やその他の医療スタッフがチームとなり、患者とその家族を支えます。緩和ケアの形態により、施設緩和ケアと在宅緩和ケアに分類されます。

既往歴

患者の過去の病歴および健康状態の記録のことで、入院歴や手術歴などを記入します。

疑義照会

薬剤師が調剤、薬剤の提供を行う際、処方箋内に疑わしい点がある場合に、その処方箋を交付した医師、歯科医師、獣医師に問い合わせをすることです。薬剤師法24条では、処方箋内に疑わしい点がある場合は、疑義照会し、その疑わしい点を確かめてからでないと調剤してはならないと規定されています。

危険因子(リスクファクター)

特定の疾患が発生する確率を上昇させる因子のことをこう呼びます。例えば、脳出血の危険因子として考えられるのは、高血圧、男性、飲酒、加齢などです。

器質的変化

細胞や組織が変形、変性、破壊するなどして元の形に戻らないよう変化することをいいます。器質的変化を起こす疾患を器質的疾患といい、これには変形性関節炎、脊柱管狭窄症などが挙げられます。

希少疾病用医薬品(オーファン・ドラッグ)

日本国内での患者数が5万人未満のまれな疾患の診断および治療に用いられる医薬品のことです。患者数が少ないため、原因究明が進んでいない場合もあり、また、開発しても需要が少なく利益が見込めないため、製薬会社は積極的に開発をしたがらないので、厚生労働省は承認審査の優先、開発費の2分の1までの助成金の支給などの優遇措置をとっています。

基準薬局

日本薬剤師会が定めた基準を満たした保険薬局が、都道府県の薬剤師会により、基準薬局として認定されます。

機能的変化

肉眼や顕微鏡などを見ても組織や細胞に形態的な変化がみられないものの、機能的に障害されており、その働きに変化があるような場合のことです。

急性期

病気を発症し、症状が比較的激しく、急激に健康が失われた状態のことです。

狭窄

血管、食道などの管状の部分の一部が狭くなり、血液、食べ物などが通過しにくくなっている状態のことで、代表的なものに狭心症、心臓弁膜症などが挙げられます。先天性のものや、炎症、圧迫などにより起こるものがあります。

禁忌

医療分野における禁忌とは、人体に悪影響を及ぼす危険がある治療、薬剤の組み合わせなどを避け、行わないようにすることです。また、他の人には有用であっても、当該患者の体質や状態により、用いてはいけない処方などのことをいいます。

緊急安全性情報(イエローレター)

厚生労働省の指示で製薬メーカーが4週間以内に作成し、医療機関等に配布する文書のことです。これには黄色用紙が使用され、緊急かつ重大な注意喚起や使用制限が記載され、必要により作成されます。

グリセミックインデックス

GI値、グリセミック指数とも呼ばれます。炭水化物が消化されて糖に変化する速さを表す数値で、数字が大きいほど血糖値が上がりやすいことを示します。低インスリンダイエットは、血糖値の上昇が穏やかな低GI食品を選んで摂ることで、体内脂肪を減らし、体重の減少を図る方法です。

クリニカルパス

クリティカルパスとも呼ばれ、患者に質の高い医療を提供することを目的に、医療の内容を評価、改善し、入院から退院までの計画を立て、その内容を一覧表にまとめたもののことです。検査の予定やリハビリの計画、治療内容などをあらかじめ知ることができるので、患者は安心して治療を受けることができます。

グリニド系薬剤

速効性、短時間作用型のインスリン分泌促進薬で、SU剤と同様に膵臓のランゲルハンス島β細胞のSU受容体に作用してインスリン分泌を促進するのですが、作用時間が極めて短く、食後のインスリン分泌を助ける目的で使われます。また、食直前に内服するように指導する必要があります。

クリプトスポリジウム

人や動物の下痢の原因となる原虫で、感染すると激しい水溶性下痢を発症します。経口的に摂取されると数日の潜伏期間を経て発症します。抗生物質は効果がなく、有効な治療薬がないため、免疫機能が正常であれば、投薬せず、自然治癒を待ちます。

クロスオーバー比較試験

交差試験、または交互試験とも呼ばれます。治験において、2群の各被験者に被験薬と対象薬の時期をずらして交互に投与し、それぞれの結果(反応)を集計して評価する試験方法です。

経管栄養

経口摂取が不可能あるいは不十分な患者に対し、鼻あるいは腹壁から胃や十二指腸、空腸などに管を通して流動食を注入し、栄養を補給することをいいます。

憩室

憩室とは大腸壁の弱いところでできるポケット、または袋のことをいい、S字結腸で一番よく起こります。また、憩室炎とは憩室が炎症を起こした状態、憩室症は、憩室が多発した状態をいいます。

血管新生療法

難治性の末梢性動脈疾患に対して行われる再生医療のひとつで、動脈の状態が不良で血管内治療も外科的バイパス手術もできないケースなどで行われます。血液内に含まれる血管新生を促す血管内皮前駆物質を集め(患者自身から採取したものです)、血流が足りなくなっている部分の筋肉に直接注射することにより、自己再生能力を増幅させ、虚血を改善させると考えられています。

血清シスタチンC

シスタチンCは血清タンパク質のひとつであり、血中のシスタチンCは腎糸球体で濾過され、近位尿細管で再吸収されます。血清シスタチンCは、糸球体濾過量(GFR)のマーカーとして有用です。また、高血圧患者での心血管リスク評価にも応用できることが分かってきました。

血中濃度-時間曲線下面積

血中濃度-時間曲線下面積(AUC: area under the blood concentration time curve)とは、薬物血中濃度の時間経過を表したグラフで描かれる薬物血中濃度-時間曲線と、横軸(時間軸)によって囲まれた部分のことで、体内に取り込まれた薬の量を示す指標に用いられます。

原因療法

症状の原因となっているものを治す、または完全に取り除く療法のことです。化学療法剤による病原体の駆除、ビタミン欠乏症に対するビタミン剤の投与などがこれにあたります。

限局性

病気による症状が狭い範囲内に限定されている状態のことです。限局性外耳道炎、限局性強皮症などのように用いられます。

原発性

他の病気の結果起こる病気ではなく、病変がその臓器事態で発生した場合のことをいいます。

構音障害

発音が正しく出来ない状態のことで、器質性構音障害、運動障害性構音障害、聴覚性構音障害、機能性構音障害に分類されます。

高額療養費

治療が長引く、長期入院するなどの理由により、医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の自己負担限度額を超えた部分が払い戻される高額療養費制度があります。

合剤(配合剤)

何種類かの同じような薬効、あるいは異なる薬効を持つ成分を、ひとつの薬に配合した薬のことです。複数の薬を組み合わせることで、単一成分より効果を高める、副作用を防ぐなどのことができます。また、医師の処方の手間を省き、患者のコンプライアンスの向上、薬剤費の節約といったメリットがあります。しかし一方で、副作用が出た場合の原因の特定が難しくなる、医師による投与計画の自由度が低くなるなどのデメリットもあります。

抗体医薬

抗体(免疫グロブリン)が抗体(病原体や異物など)を認識するしくみを利用した薬剤です。標的にだけ作用するため、副作用が少ないという特長があり、がんや自己免疫疾患などの治療薬として期待されています。

後天性

後天性とは、生まれた時は通常であったが、出生後、様々な事柄が原因となり持つこととなった病気や事象のことを指します。

後発医薬品(後発品)

ジェネリック医薬品とも呼ばれます。製薬会社が製造した新薬(先発医薬品)のうち、特許の切れた薬剤を、特許権者でない医薬品製造メーカーがその特許を利用して製造した同じ成分を含んだ医薬品のことです。研究開発費がかかっていないので、一般的に安価であるため、医療費の圧縮のため、厚生労働省主導で普及が進められています。

国際疾病分類

略号:ICD。世界保健機関(WHO)が作成した疾病などに関する国際統計分類で、国際的な疾病データの記録管理、統計などのために使われます。

コホート研究(cohort study)

分析疫学の手法のひとつで、薬を服用していない集団と、ある薬を服用している人の集団など、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、疾病の発生率を、要因と疾病発生の関連を調べることで比較します。後ろ向きコホート研究(prospective
cohort study)、前向きコホート研究(retrospective cohort study)の二種類があります。

コ・メディカル(コメディカル)

看護師、薬剤師などの医師、歯科医師以外の医療従事者の総称のことを示す和製英語です。チーム医療という考えが重要視される中、チームの医療スタッフ全員を示す言葉が必要となり、出来た名称です。

混合診療

保険がきく保険診療と保険がきかない自由診療を併用することを混合診療といいますが、厚生労働省はこれを原則的に認めておらず、自由診療を受けた場合は保険診療の分もすべて患者の自己負担になります。

混注

注射剤などを混合調製することをいいます。輸液の場合は、リンゲル液などの基本となる製剤に、利尿剤、抗生物質、栄養剤などが加えられます。従来は病棟で看護師が調製することが多かったが、保険適応をうけ、薬剤師が調剤室で調製することが増えてきています。

コンプライアンス

一般的には「法令順守」を意味する言葉ですが、医療の分野において(服薬)コンプライアンスとは、患者が医師から処方された薬を指示通り、正しく確実に服用することをいいます。処方内容や処方指示を正しく理解していない、服用することを忘れる、薬の有効性を信じていない、副作用を恐れるなどの理由で患者のコンプライアンスが不十分であると、薬物治療の効果が現れにくくなりますので、その改善を行うことが、医療スタッフの重要な役割となります。

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