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ハ行の薬剤師用語

ハ行の用語一覧

バイオアベイラビリティ
廃用症候群
白衣高血圧(白衣性高血圧)
パルス療法
反跳性不眠
ピカ新
ピッキング
びまん性
ヒヤリ・ハット
病識
病巣
賦形剤
不潔行為
不定愁訴
プライマリ・ケア
プラセボ
フラミンガムスタディ
ブロックバスター
プロトコール
プロドラッグ
分子標的薬
ペインクリニック
ペースメーカー
保険適応
ホスピス
ホモシステイン
本態性

バイオアベイラビリティ

服用した薬が全身循環に到達する割合を示します。一般に、静脈内投与ではバイオアベイラビリティは100%となりますが、それ以外の投与経路では、全身循環に到達する前に肝臓による初回通過効果などにより、バイオアベイラビリティが減少します。ですので、静脈内投与以外の経路で投与する場合、投与量の計算にバイオアベイラビリティを考慮する必要があります。

廃用症候群

脳卒中や大腿骨頸部骨折などにより、長期に渡り安静状態が続けた場合、筋委縮、起立性低血圧などの症状が起こり、全身の機能がどんどんと低下します。この結果、ますます体を動かさなくなり、最終的に寝たきりにつながることがあります。また、若年者より高齢者で進行が早いです。このため、廃用症候群になるのを避けるため、なるべく早期から、適度に体を動かす工夫をする必要があります。

白衣高血圧(白衣性高血圧)

家庭で測定する血圧は正常ですが、病院の診察などで測定すると普段より高い血圧が計測される現象をいいます。血圧は自律神経系の作用で変化し、自律神経系の作用は精神状態で左右されるので、病院へ来た緊張やストレスから血圧が上がるというわけです。

パルス療法

薬を服用する期間と服用しない期間を周期的に繰り返す治療方法のことで、爪水虫の治療や内服ステロイド剤を用いた治療法などの際に行われます。

反跳性不眠

服用していた睡眠薬を減量もしくは中止した時に、睡眠剤服用前よりも深刻な不眠状態に陥ることをいいます。反跳性不眠は、作用時間の短い睡眠薬ほど起こりやすくなっています。不眠の症状が軽くなったからといって、自己判断で睡眠薬の減量や中止を行うと反跳性不眠に陥りやすいため、睡眠薬の減量、中止は医師の指示のもとで行う必要があります。

ピカ新

画期的新薬のことです。新医薬品の中で特に新規性、有効性が高く、従来の治療体系を大幅に変えるような独創性を持った医薬品のことをいい、新薬の薬価算定における3つの補正加算のうち、「画期性加算」がつけられています。

ピッキング

薬局において、ピッキングとは、処方箋に記載されている薬剤を棚から取り出すことをいいます。

びまん性

病変が広範囲に広がっている状態をいい、病名としては、びまん性外耳道炎、びまん性汎細気管支炎などがあります。

ヒヤリ・ハット

重大な事故には至らなかったものの、その一歩手前であった事例のことをいいます。また、重大な事故が発生した際には、その裏に多くのヒヤリ・ハットが潜んでいる可能性があります。ですので、ヒヤリ・ハットの情報を共有し、重大な事故を未然に防ぐよう努力することが重要です。医療分野においても、ヒヤリ・ハット事例の活用は、医療事故防止に役立てられています。

病識

患者自身、自分が病気であるということを自覚することです。

病巣

病的変化が起こっている部分のことです。

賦形剤

錠剤、散剤、顆粒剤などに成型、増量、希釈などの目的で加えられる添加剤のことです。

不潔行為

便を手でこねる、便を壁に塗り付けるなど、身体や住居を不潔にしてしまう行為のことで認知症の患者においてみられます。

不定愁訴

「頭が重い感じがする」、「体がなんとなくだるい」など、検査しても原因がはっきりしない体の不調をいいます。

プライマリ・ケア

身近にあり、何でも相談にのってくれる医師による医療のことをこう呼びます。

プラセボ

一見、本物の薬のようだが、実際には薬効を持たない偽物の薬のことで、主に成分としては薬理的影響のないブドウ糖や乳糖が使われます。また、治験分野では、薬の候補の治療効果を明らかにするために、治験における比較対象試験で使われます。プラセボ効果(プラシーボ効果)とは、偽薬を処方したにもかかわらず、薬だと信じ込むことで、何らかの改善がみられることをいいます。

フラミンガムスタディ

1948年よりアメリカ・ボストン郊外のフラミンガム地域で約5,000人を対象に始まった、虚血性心疾患の追跡疫学調査のことです。この追跡疫学調査により、コレステロール、高血圧、喫煙、肥満、糖尿病などが心臓病の危険因子となることがわかりました。

ブロックバスター

全く新しい発想から作られた医薬品で、その対象疾患領域において圧倒的な売上高をたたき出す新薬のことです。欧州委員会の定義では、1剤で年商10億ドル(約1,000億円)を超える新薬のことを、ボストン・コンサルティング・グループの定義では、ピーク時の世界での年間売上高が5億ドル以上の医薬品のことをブロックバスターと呼ぶ、としています。

プロトコール

医療分野においてプロトコールとは、治験実施計画書のことです。治験を実施するにあたり、治験を実施する医療機関や製薬メーカーが遵守すべき要件事項がすべて記載されています。

プロドラッグ

体内で代謝されてから作用を及ぼすタイプの薬のことです。体内あるいは目標部位に到達してから活性代謝物へと変化し、薬効を示すように設計されています。

分子標的薬

抗がん剤の一つで、がん細胞が持つ特定の分子をターゲットとし、効率よく作用するように作られた薬剤のことです。がん細胞を狙って作用するため、副作用を抑え、治療効果を高めることができます。これにはイレッサ(一般名:ゲフィチニブ)、ハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)、リツキサン(一般名:リツキシマブ)などがあり、がん治療に新しい流れをもたらすとして期待されています。

ペインクリニック

痛みの診断、治療を専門とする診療科で、神経ブロック療法などを行い、痛みを治療します。

ペースメーカー

心臓の筋肉に人工的な電気刺激を送り、適切な拍動を起こさせる医療機器のことで、不整脈の治療に使用されます。

保険適応

診療や薬剤などの診療行為に対し、保険が適応されることをいいます。

ホスピス

末期がんなど治療困難な疾患にかかった患者とその家族が、最後の時まで少しでも快適に過ごせるようケアを行う施設のことです。

ホモシステイン

メチオニンが体内で変化して作られるホモシステインは、体内に蓄積すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞、脳梗塞になる可能性が高まります。また、ホモシステインの代謝に関与する葉酸、ビタミンB12、ビタミンB6は、ホモシステインが過剰になるのを抑制します。そして、ホモシステインは、酸化ストレスを生じさせ、血管内皮細胞を障害するため、血栓形成の要因になるといわれています。

本態性

病気の原因が特定できないもののことをこう呼びます。病名としては、本態性高血圧、本態性震戦などがあります。

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