薬剤師

ヤ行の薬剤師用語

ヤ行の用語一覧

薬剤抵抗性
薬剤比率
薬剤誘発性高血圧
薬事・食品衛生審議会
薬事法
薬疹
薬物動態
薬歴
薬価制度
有害事象
有病率
有用性加算
陽電子放射断層法
予後
予製
予防医学

薬剤抵抗性

薬剤耐性とも呼ばれます。生物が薬剤に対して抵抗性を持ち、薬剤が効かない、または効きにくくなる現象のことをいいます。病原体が薬剤耐性を獲得すると、その薬剤による治療がほとんど不可能となるため、代替薬を検討するなどの必要があるため、重症化などの危険性が高まります。このことから薬剤耐性は、医療上の大きな課題となっています。

薬剤比率

医療費に占める薬剤費の比率のことで、薬剤料比率とも呼ばれます。厚生労働省の薬剤比率低減策(ジェネリック医薬品の処方推進、セルフメディケーションの推進など)により薬剤費の削減が図られています。

薬剤誘発性高血圧

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、甘草製剤、糖質コルチコイド、シクロスポリン、エリスロポエチン、エストロゲン、交感神経刺激作用を有する薬物など、血圧上昇作用を有する薬剤を服用することによって引き起こされる高血圧のことです。上記の薬物は高血圧を誘発すると共に、降圧薬との併用により降圧効果を減弱させる可能性があるので、高血圧患者が他の疾患を合併し薬物治療を行う場合には、薬剤誘発性高血圧に注意する必要があります。

薬事・食品衛生審議会

新薬の承認審査、医薬品の再審査、再評価、安全審査などを実施する厚生労働省に設置されている審議会のひとつです。薬事分化会と食品衛生分科会があります。

薬事法

日本における医薬品、医薬部外品、化粧品および医療機器に関する製造、販売などについて規定した法律です。

薬疹

薬剤、またはその代謝物によって引き起こされる過剰反応のうち皮膚(粘膜を含む)にあらわれる症状のことです。中には重篤な症状を引き起こすものもあり、適切で迅速な対応が必要となります。抗生物質、消炎鎮痛薬、高血圧治療薬、中枢神経薬は薬疹を引き起こしやすい薬物として知られています。

薬物動態

生体に投与された薬物が、吸収されて薬効を発現し、生体内に分布し、肝臓などで代謝され、尿中などに排泄され、生体から消失する過程のことです。薬物動態学(ファーマコキネティクス)は、この過程とこれに関与する酵素、トランスポーターなどを研究することで、薬物動態を解明する学問で、医薬品開発のために欠かせない学問です。

薬歴

薬剤服用歴の略です。患者が過去に使用した医薬品について記録しておくことで、今後起こりうる副作用、過敏症などを未然に防止することに役立てられます。薬歴は、保険薬局、病院薬局などで作成され、服薬指導時に参照されます。

薬価制度

薬価とは、国により決定される医療用医薬品の公定価格のことです。薬価と市場での実際の販売価格(実勢価格)には差があり、この差額を「薬価差」と呼びます。医療機関に医薬品を納入する卸が、薬価より低い実勢価格で納入し、医療機関がその薬価差分を収入とする習慣があり、これを「薬価差益」と呼びます。このため、医療の公平性の観点から、実勢価格の調査が行われ、2年ごとに薬価の見直しが行われます。この薬価の見直しを「薬価改定」と呼びます。薬価改定により薬価が下がると、薬剤費総額が下がり、国の医療費補助負担額も抑制できます。

有害事象

薬物を投与したことにより患者(治験の場合は被験者)に生じたあらゆる好ましくない出来事のことです。これには、薬物との因果関係がはっきりしないものも含みます。また、有害事象のうち薬物との因果関係を否定できないものを副作用と呼びます。

有病率

ある時点(検査時)における患者数の、単位人口に対する割合であり、疾病の頻度をあらわす指標のひとつです。

有用性加算

1.臨床上有用な新規の作用機序を有すること、2.類似薬に対して、高い有効性、またが安全性を有することが客観的に示されていること、3.製剤における工夫により、類似薬に比して、高い医療上の有用性を有することが客観的に示されていること、4.当該新規収載品の対象となる疾病または負傷の治療方法の改善が客観的に示されていること、の要件のいずれかを満たす医薬品に対して、補正加算として有用性加算が認められます。

陽電子放射断層法

ポジトロン断層法、PETとも呼ばれます。ブドウ糖に陽電子(ポジトロン)を発する放射性物質を目印としてつけて体内に投与することにより、その挙動を画像としてとらえることで体内を断層的に撮影する方法で、がんの診断などに利用されています。

予後

ある疾患に罹患した時に、回復時期やその見込みなど、今後どのような経過をたどるか予測することです。

予製

定期薬の一包化や頻繁に処方される散剤、半錠などをあらかじめ調剤して保存しておくことをいいます。予製を行うことで、調剤業務の時間短縮が期待でき、薬局混雑時の業務効率のアップが図れます。

予防医学

日頃の生活習慣を改め、生活習慣病をはじめとする疾病を未然に予防し、病気になりにくい健康な体を作ることを目的とした学問です。

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